神の言葉を食べる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エレミヤ15:16 わたしはあなたのみことばを見つけ出し、それを食べました。 あなたのみことばは、私にとって楽しみとなり、心の喜びとなりました。(新改訳) マタイ4:4 しかし、イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるので はなく、神の口から出るすべての言葉によって生きる』と書かれている」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) ジョージ・ミューラーの自叙伝である「信頼する命」(the Life of Trust)より。 「神の子たちが毎朝しなければならない第一の事は、内なる人のために糧を得に 行くことです。わたしたちの外なる人が食べずに働くことができないのと同様に、 毎朝わたしたちの内なる人も糧が必要です。だれでも内なる人に食べさせるべき であることを認めなければなりません。それでは、内なる人の糧とは何でしょう か? 祈ることではなく、神の言葉です。これはただ単に神の言葉を読んで、水 が水道管を流れるように、その言葉がわたしたちの思いを通過するだけのようで あってはいけません。読んだ言葉を黙想し、それをわたしたちの心の中に適用し なければなりません。そういうわけで、わたしたちは神の祝福の中で黙想すべき です。たとえわたしたちが霊的な面でずっと弱くてもです。わたしたちは弱けれ ば弱いほど、黙想によって内なる人を増強させる必要があります。神の祝福によっ て、この方法を通して、神から来る力と助けを得れば、どんなに深い試練をも平 安のうちに経過できるでしょう」。 「朝早く魂が養いと喜びを得る人と、霊的な準備なしに日中働き、試練、誘惑に 出遭う人とでは、何という相違があることでしょう!」。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしは忙しすぎて物質の食物をとらないということはほとんどな いのですが、しばしばあなたの御言葉を急いで読んでしまい、あなたにわたしの 内なる人を養っていただかないことがあります。養い力づけるために、あなたは わたしに供給したいのです。わたしを導き、あなたの言葉を熟慮し、黙想するこ とができるようにしてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) メッセージ第9編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。