キリストの復活の七つの面(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1コリント15:20 ところが今や、キリストは死人の中から復活させられて、眠 りについた人たちの初穂となられました。(54節)死は飲み尽くされて、勝利へと 至った。(55節)死よ、おまえの勝利はどこにあるのか? 死よ、おまえのとげは どこにあるのか? ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 主の生活と働きの立証(昨日のマナ)である以外に、キリストの復活はまた彼の達 成された事の成功のしるしでした。仮に、キリストが死なれた後、そのまま墓の 中にとどまっておられたとしましょう。もしそうであれば、キリストの行なわれ た事は一つの成功ではなかったでしょう。しかし、人・救い主が死人の中から復 活されたことは、彼の宇宙的な達成における偉大な成功の一つの有力なしるしで す。 キリストの復活はまた、この世、サタン、死、ハデス、墓に対する勝利でした。 これら五つのものは、主イエスを墓の中に入れさせました。しかし、彼が復活の 中で墓から出て来られた時、これは、この世、サタン、死、ハデス、墓に対する 彼の勝利でした。使徒行伝第2章24節でペテロが言っているように、「この方を、 神は死の苦痛から解き放って、復活させました。イエスが死に捕らえられている ことは、あり得ないからです」。キリストは復活であるので(ヨハネ11:25)、死 は彼を捕らえることができませんでした。死が復活を捕らえておくことは不可能 です。復活は死に打ち勝ちます。 キリストの復活はまた、彼が栄光を受けることでもありました。キリストの復活 は、彼を栄光の中へともたらしました。主の神聖な性質、彼の神聖な存在は、彼 の肉体の内側に隠され、閉じ込められていました。死を通して、彼の人性、彼の 肉体の束縛は、砕かれました。それから復活の中で、神の性質とその豊富を伴う 神たる方として解き放されました。彼は肉体の監禁から復活の中で解放されたの で、彼は栄光を受けました。こういうわけで、エマオへの途上で主は弟子たちに、 キリストは苦しみを受けて、彼の栄光の中に入ることが必要であったと言われた のです(ルカ24:26)。彼が栄光の中に入られたのは、彼の復活を通してでした。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ルカの福音書(四)」(1988年版)メッセ ージ54から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。