わたしたちの祈りは神が動かれる軌道を据える ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ18:18 まことに、わたしはあなたがたに言う、あなたが地上で縛るもの はすべて、天で縛られていたものであり、あなたがたが地上で解くものはすべて、 天で解かれていたものである。 イザヤ45:11 イスラエルの聖なる方、これを形造られた方、エホバはこう言わ れる、「わたしの子らについて、これから起こる事をわたしに求め、わたしの手 のわざについて、わたしに命ぜよ」。(原文) ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― かつて一人の主のしもべが良い言い方をしました。それは、「祈りとは、神の働 きの軌道である」ということです。祈りが神のみこころに対してどのようなもの であるかは、軌道が汽車に対してどのようなものであるかと同じです。蒸気機関 車には大きな力と能力があり、一日に何千マイルも走ることができます。しかし、 もし軌道がなければ、蒸気機関車は一インチも動くことができないでしょう。も し一インチでも動こうとするなら、それは土の中に沈んでしまうでしょう。それ はどこにでも行くことができますが、人が軌道を敷いていなければ進むことがで きません。これが、祈りと神の働きとの間の関係です。わたしたちは詳細に説明 する必要はないでしょう。この例証の意味はすべての人にはっきりとわかるはず です。確かに、神は大能の方です。だれも神の働きに反対することはできません。 しかしながら、もしあなたとわたしが祈りにおいて神と共に働かないなら、ある いは祈りを通して神のみこころのために道を備えることをしないなら、あるいは すべての祈りの手段によって、神にあらゆる方向へと動く可能性を与えないので あれば、神は働かれないでしょうし、また働くことができません。今日、蒸気機 関車は中国の内地の多くの場所には、まだ行くことができません。それは、蒸気 機関車のエンジンに力がないからではなく、走るための軌道がないからです。神 は多くのことを行なうことを願われ、また行なうことを欲せられ、さらには行な うことを喜ばれます。しかし、神の子供たちが神に対して同意せず、祈って神の ために道を開くことをしないために、神は制限されているのです。わたしたち神 に完全にささげている者たちは、日々、自分が神を制限しているかどうかを考慮 すべきです。 こういうわけで、わたしたちの最も重要な働きは、神のために道を開くことです。 これよりも重要な働きはありません。神には多くの可能性があります。しかし、 もしわたしたちが神のために道を開かなければ、すべてが不可能となってしまう でしょう。ですから、神と一つ心であるわたしたちの祈りが、今まで以上に増し 加わらなければなりません。わたしたちは徹底的に祈るべきです。わたしたちは あらゆる方面にわたって祈るべきです。それは、神のみこころがあらゆる方面に まで到達するためです。人の間でのわたしたちの活動が重要であることには、疑 いがありません。しかし、神の御前で祈りによって神と共に働くことは、それ以 上に重要です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第八巻「現在の証し(一)」(1995年版) 第一号「祈りと は何か」から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。