祈りとは人が神を吸い込むことである(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 哀歌3:55 「主よ。私は深い穴から御名を呼びました。(56節)あなたは私の声を 聞かれました。救いを求める私の叫び(原文では、息)に耳を閉じないでくださ い。(新改訳) ヨハネ20:22 彼はこう言って、彼らの中に息を吹き込んで言われた、「聖霊を 受けよ」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 真の祈りとは、ちょうど空気を吸い込むように、人が神を吸い込むことです。こ うして神を吸い込んでいる間に、あなたは自動的に神を獲得しています。ちょう ど、あなたが空気を吸っている時に、あなたが空気を受け入れているようなもの です。その結果、神があなたによって獲得され、あなたの享受となるだけでなく、 またあなたの全存在が神に降服し、神へと向かい、そして神によって全面的に獲 得されるのです。あなたは祈れば祈るほど、ますます神で満たされるでしょう。 そして一層あなたは自分自身を神にゆだね、また神によって獲得されるでしょう。 もしあなたが一週間、さらに悪く一か月も祈らないとしたら、あなたは全く神か ら遠ざかっているでしょう。神から遠ざかっているとは何を意味しますか? そ れは、あなたが神を獲得することができず、また神によって獲得されることがで きないことを意味します。この状態に対する唯一の治療は、祈ることです。ほん の二、三分間祈るだけでは十分ではありません。あなたは繰り返し祈らなければ なりません。そうしてついには、あなたが実際に神を吸い込み、また実際に神に よって獲得され、また神もあなたによって獲得されるようになります。ですから、 兄弟姉妹よ、真の祈りは、クリスチャンの霊的生活にとって非常に大きな重要性 を持っています。 兄弟姉妹よ、祈りは単に神に何かを求めることであると、決して考えてはなりま せん。例えば、あなたが家を必要とし、神があなたのためにそれを用意してくだ さるように求めるとします。翌日、一人の兄弟が来て、あなたに言います、「あ なたは家が必要ですか? わたしの近所に二軒、貸家があります。場所は便利で、 家賃は格安です」。そこであなたは直ちに主に感謝と賛美をささげて、「ハレル ヤ、主はまことに真実で、生きておられる神です。彼はわたしの祈りに答えてく ださいました」と言います。わたしはこれが祈りではないとは言いません。しか し、これは適切な祈りではありません。兄弟姉妹よ、あなたが家を見出すことが できるかどうかは二の次です。あなたが関心を持つべき第一の事は、あなたがそ のような祈りを通して神をさらに多く獲得したかどうか、あなたが神によってさ らに多く獲得されたかどうかです。祈りの最終的結果は、とりなす者が神に求め たことがかなえられることでもありますが、それにもまして、とりなす者がさら に多く神を獲得し、また神によってさらに多く獲得されることであるべきです。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「祈りの学課(前編)」(1984年版)第1章から引用されてい ます。いずれも日本福音書房から出版されています