割礼の霊的な意義(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 創世記17:11 あなたがたは、あなたがたの包皮を切り捨てなさい。それが、わ たしとあなたがたの間の契約のしるしである。 コロサイ2:11 またあなたがたは、その方の中で、手によらない割礼をもって割 礼されました。すなわちキリストの割礼の中で、肉の体を脱ぎ捨てました。 ピリピ3:3 なぜなら、わたしたちこそ割礼の者であり、神の霊によって仕え、 キリスト・イエスの中で誇り、肉を頼みとしないからです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) 割礼とは神の民のしるしです。神の民には一つのしるしがあり、一つの特徴があ ります。すなわち、肉を拒絶し、肉を頼みとしないことです。神の民とは、肉の 自信を神によって切り取られた人です。すなわち、肉の自信を失った人のことで す。 残念なことに、多くのクリスチャンは自分に対して非常に大きな自信を持ってい ます。彼らは、主イエスを信じることや、いかにして聖霊で満たされるかを知っ ています。またどのようにして勝利を得るか、またクリスチャン生活はどうある べきかも知っています。彼らは何一つ知らないことがありません! 彼らはまた、 神とどのようにして交わるか、どのようにして神と行き来するかを話すでしょう。 時には、神がどのように話されたとか、あるいは神のみこころがどうであるとか 言うでしょう。また、神がある所へ行って祈るように言ったとか、いろいろとあ なたに話すでしょう。彼らが神のみこころを知ることは、他のどんなことを知る よりも容易なことのように見えます! しかし、彼らは「肉を頼みとしない」と いう一つのしるしに欠けています。このようなクリスチャンは、真に神のあわれ みを必要とします!  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第35巻「アブラハム、イサク、ヤコブの神」(1998年版) の第5章から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。