あなたの真珠を豚の前に投げてはならない ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ7:6 聖なるものを犬に与えてはならない。またあなたの真珠を豚の前に 投げてはならない。彼らがそれを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ 裂くことがないためである。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― マタイによる福音書第7章6節も、人を顧みる事柄と関係があります。多くの時、 あなたはある真理、教理、光を見て、他の人に、彼らが「犬」、「小羊」、「お おかみ」であることに関係なく、それについて語ります。あなたは自分の興奮し た感覚にだけ注意します。聖なるもの、真理、真珠、経験について人に語る時、 あなたは人を顧みるという基本原則を守らなければなりません。あなたは、分け 与えようとしているものを人々が受けることができるかどうかを決めなければな りません。あなたはまた、彼らがどれだけ受けることができるかを認識しなけれ ばなりません。言い換えれば、あなたが霊的な事について人に語る時、あなたの 感覚や願望によって語ってはなりません。そうではなく、あなたが言わなければ ならない事を、彼らが受け入れる能力にしたがって語りなさい。 多くの時、青年たちは教会について、あるいは彼らが経験したある霊的な事柄に ついて、出て行って人に語ります。彼らは自分の感覚にだけ注意して、他の人の 感覚に注意しませんでした。残念なことに、多くの時、人は犬や豚であって、語 られた事を何も受けることができませんでした。それどころか、彼らは分け与え ている者に向き直って、その真珠を足で踏みつけ、兄弟にかみつこうとしました。 ですから、わたしたちがある真理について光を見たり、主についての尊い事を経 験して、それを人に分け与えたいと願う時、分け与える人に注意しなければなり ません。わたしたちは自らに、「これらの人はわたしの証しを受け入れることが できるでしょうか? わたしが分け与えるものを受け取れるでしょうか?」と問 わなければなりません。あなたは人を顧みるなら、あらゆる事をあらゆる人に分 け与えることをしないでしょう。また、あなたが自分の証しを与えない人が何人 かいるでしょう。これが、王国の民が人を取り扱うことの原則です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(一)」(1997 年版)メッセージ第23編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。