主を求めよ、そして振り返ってはいけない ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ17:30 人の子が現れる日にも、同じようになるであろう。(31節)その日に は、屋上にいる者は、家の中の自分の物を取りに下りるな。畑にいる者は、同じ ように、後ろの物を取りに戻るな。(32節)ロトの妻を思い出しなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 32節で主は、「ロトの妻を思い出しなさい」と言われます。ロトの妻はいつまで も残り、ソドムを振り返って見たので、塩の柱になってしまいました。そのよう に見たことは、神が裁き徹底的に滅ぼそうとしておられた邪悪な世を、彼女が愛 し、大事に思っていたことを示します。彼女はソドムから救い出されはしました が、ロトが到達した安全な場所には到達しませんでした(創19:15-30)。彼女は、 滅びはしませんでしたが、完全に救われもしなかったのです。彼女は、味のなく なった塩のように(ルカ14:34, 35)、恥を被る場所に取り残されました。これは、 この世を愛する信徒たちに対する厳粛な警告です。 ロトの妻は、御使いたちによってソドムから助け出されました。しかし、彼女の 心は依然としてあの邪悪な町にありました。御使いたちはロトとその妻を連れ出 した時、次のように言いました、「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返っ てはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。 さもないと滅ぼされてしまう」(創19:17)。ロトと彼の妻は前進するように、そ して振り返らないようにと命じられました。ソドムは完全に神の罪定めの下にあ り、滅ぼされようとしていたので、彼らはそれを忘れるべきでした。しかしなが ら、ソドムの町を忘れることができず、ロトの妻はいつまでも残り、その町を振 り返って見たのです。すると、直ちに彼女は塩の柱になりました。「ロトのうし ろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった」(創19:26)。何 という恥でしょう! わたしたちが主を愛し、ロトの妻の事例によって警告を受けるなら、物質的な事 柄を顧慮したり、自分の心をその上に置いたりはしないでしょう。わたしたちは、 物質的な事柄を愛して自分の魂を保つのではなく、天の空気としてのキリストで 満たされるでしょう。そして、わたしたちは歓喜で舞い上がるでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ルカの福音書(三)」(1987年版)メッセ ージ39から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。