成長して救いへと至る(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1ペテロ2:1 こういうわけで、すべての悪意と、すべての悪巧みと偽善とねた みと、すべての悪口とを捨て去りなさい。(2節)生まれたばかりの赤子のように、 純粋な言葉の乳を切に慕い求めなさい。それによって、あなたがたが成長して救 いへと至るためです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 第2章2節におけるペテロの言葉によると、純粋な言葉の乳によってわたしたちは 成長して、救いへと至ることができます。「へと至る」と訳されたギリシャ語は また、「という結果になる」ことを意味します。命の中で成長することは、救い という結果になります。ここの救いは、命における成長の結果としての救いであっ て、初期の救いではありません。神の全き完全な救いには、再生から、義認を含 んで、栄光化(ローマ8:30)までの長い期間があります。わたしたちは再生の時、 初期の救いを受けました。次に、わたしたちは神の言葉の中にある養う乳として のキリストを常食とすることによって成長して、完全な救いへと至り、栄光化の ための円熟へと至る必要があります。 成長して救いへと至るなら、わたしたちは、悪意、悪巧み、偽善、ねたみ、悪口 という、1節で語られた五つの否定的なものからの救いを経験するでしょう。悪 意、悪巧み、偽善、ねたみ、悪口から救われることは、わたしたち自身の努力に よって達成されるのではありません。これは、自己改善、調整、矯正によってな されることはできません。反対に、これらの否定的なものから救われることは、 内側の事柄です。 例証として、仮に、ある人が体に病を生じさせるバクテリアを持っているとしま す。これらのバクテリアは彼の血液の中に、また彼の存在の繊維の中にあります。 その人を強力な石けんで洗うことによってこの問題を解決しようとしても、何の 役に立つでしょうか? これは、彼の皮膚の外層を清めることしかできないでしょ う。これらのバクテリアを対処するために、その人は抗生物質を受け入れる必要 があります。彼はまた、成長するために、彼の肉体のための適切な栄養分を取り 入れる必要があります。この成長は彼の病気をいやす助けとなるでしょう。同様 に、わたしたちが、悪意、悪巧み、偽善、ねたみ、悪口の「細菌」から自然に救 われるのは、救いへと至る内なる成長によります。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ペテロの第一の手紙(二)」(1987年版) メッセージ16から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されていま す。